令和2年9月24日(木)午後1時
1.議案審査
議案第91号 世田谷区立大蔵第二運動場条例の一部を改正する条例
議案第92号 世田谷区立地域体育館・地区体育室の指定管理者の指定
2.報告事項
(1)令和2年度一般会計補正予算(第3次)について〔当委員会所管分〕
(2)工事に伴うスポーツ施設の休館について
(3)その他
3.閉会中の特定事件審査(調査)事項について
(1)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の推進及びレガシーの創出・継承について
(2)スポーツ施策について
4.協議事項
(1)次回委員会の開催について
田中優子 委員長
次に、議案第九十二号「世田谷区立地域体育館・地区体育室の指定管理者の指定」を議題といたします。
本件について、理事者の説明を願います。
内田 スポーツ推進部長
それでは、議案第九十二号「世田谷区立地域体育館・地区体育室の指定管理者の指定」につきまして御説明いたします。
本件は、世田谷区立北烏山地区体育室の指定管理者を指定するため、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定に基づき、御提案申し上げた次第でございます。
内容につきましては、さきの委員会で御報告いたしましたとおりでございます。
御審査のほど、よろしくお願いいたします。
田中優子 委員長
ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
あべ力也 委員
前回の委員会のときにも指定管理者の財務の問題というのは御指摘があったんですけれども、改めて、今財務の話が出ましたのでちょっと伺っておきたいのは、財務上、評価がC、Bとなっているということで、C評価ということなんだけれども、これはいわゆる企業として負債があるとか、財務上の問題として、例えば、財務諸表を見たときに企業が負債残高が高いとか、そういうことをもって財務評価が低いということなんですか。経営上の安定の問題と負債が多いというのはまた別の問題だと思うんです。例えば、事業を拡大していて、その上で借入れが多いという問題と、財務上の安定性の問題から評価が低いというのはまた別の問題だと思うんですが、財務上の評価はどういう視点で評価が低いということなんですか。
須藤 スポーツ推進課長
財務上の審査で申し上げますと、前回、指定管理をしていただいたときも、実は評価は同じC評価でした。そのときには資本、それからあと財産の関係の財務諸表の全体の中で、もともと準備金として充てていたものを、そのときから今回に至る中で繰替えをして、その分、自己資本が減っている形に見えるようになっています。そのため、借入れ等から見ると、債務のほうが少し超過しているように見えるということで、C評価になってございます。
ただ、以前のところからきちんと見ていて、年間の売上げですとか、経営の安定性という面では、きちんと毎年黒字と、利益が上がっていますので、その辺に関しては、こちらとしては丁寧に見ながらになりますけれども、大丈夫じゃないかというふうに考えております。
あべ力也 委員
企業の評価の手法というのはいろんな手法があると思うんですけれども、大きな事業をやっているところはそれなりに負債というか借入れが多いのは当たり前であって、負債が多いから財務内容が悪いということではないと思うし、評価手法そのものをどういう評価をしたのかなということです。CとかBという判定でその事業者そのものを評価しているわけですけれども、我々はその数字しか見ないから、例えば、資本比率であったり、経常――ケイツネがどのぐらいなのかとか、そういう細かいことに関して見れば財務体質的には問題がないと。ただ、全体から見ると借入れが多いということで、財務上はC評価になっているのかとか、企業自体の全体の評価としての評価手法そのものがどういう評価手法でやって、財務的な審査ということで評価を出してきているのかがちょっと曖昧というか、分からない部分があるので、どこに着目をして財務評価をしているのか、審査をしているのかということもよく分かるように、今後はしていただけたらと思います。
外見上は財務審査の上で評価の低いほうが指定管理者になっているという、どちらかというと、これはなぜなんだろうというふうに思うのは当然であります。評価手法そのものと企業の経営体質の問題であったり、財務体質の問題であったりというようなことと、事業遂行能力をしんしゃくした場合に、恐らくここが選ばれたということなんでしょうから、その辺は丁寧に、もうちょっと分かりやすく説明していただければというふうに思います。それは要望しておきますので、よろしくお願いいたします。
田中優子 委員長
あべ委員、御意見になりますか。
あべ力也 委員
要望と今後のね。